企業が持続的に成長していくためには、従業員を“人財”と捉え健康第一の企業風土を醸成していくことが求められます。一方、健康保険組合には、長年にわたる保健事業の取り組みにより、予防・健康づくりのノウハウが蓄積されています。
それぞれの取り組みとして企業→「健康経営」、健康保険組合→「データヘルス」が推進されておりますが、限られたリソースのもので実行するには、効果的な実施が求められるようになってきています。効果的に進めるためには、企業・健康保険組合それぞれの課題を把握し、その課題に対する適切な施策を実施、評価、改善するサイクルが必要です。そのためには、企業・健康保険組合で持ち合わせているデータを活用し、そのデータを双方同じ場で議論していくことが大切です。そこから、健康経営・データヘルスの相乗効果が見込まれます。
コラボヘルス研究会では、双方のデータを合わせて分析・可視化し、その結果を共有する場を設けることで、コラボヘルスの実現を目指しています。
参考資料:コラボヘルスガイドライン(厚生労働省保険局)