代表からのご挨拶
活動を通じて得たエビデンスや経験を社会に還元したい
森 晃爾(研究員 代表、産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室 教授)
本ホームページにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。
『コラボヘルス研究会』は、2014年4月に発足して以来、「健康経営」推進のための継続的な取組みを行っています。この間、国の主導で始まった「健康経営」が、より広く、より深く展開されるようになりました。本研究会は、経済産業省のモデル事業の場となるなど、常に先駆的役割を果たしてきました。また、毎年複数の企業が「健康経営銘柄」に選出され、多くの企業がホワイト500に認定されており、会員企業・健保の取組みも、ますます活発化しています。
本研究会にとっての最大の命題は、「成果の上がる健康経営とは何か?」です。命題を解くために、会員から収集したデータを学術的に分析して新たな知見を生み出したり、最新のテクノロジーを用いた健康増進プログラムの介入研究を行ったり、また、会員間での情報および意見交換を活発に行っています。健康経営が成果を上げるためには、経営トップのコミットメント、各層のリーダーシップ、産業保健専門職の貢献が不可欠であり、健康経営は、職場内に健康文化を根付かせることによって、従業員が活き活きと働く生産性の高い組織づくりに大きく貢献できるとの仮説を立て、現在、その実証に取り組んでいるところです。
本研究会は、今後も、会員企業・健保の発展を図るとともに、活動を通じて明らかとなったエビデンスや経験を社会に還元していきたいと思います。

私たちと共に、実効性ある健康経営を推進しませんか
伊東 和志(コラボヘルス研究会 代表幹事/コニカミノルタ健康保険組合 常務理事)
コラボヘルス研究会は、産業医科大学の先生方による直接のご指導のもと、従業員のWell-being向上と企業の健康経営方針に基づく持続的な成長の両立を目指して活動しています。
参加企業は、自社の健康課題を客観的データで把握し、専門家の知見や他社の実践事例を参考に、組織の実情に合った施策を企画・展開し、さらに翌年の分析で効果検証を行う、といった継続的な改善につなげるPDCAサイクルを構築しています。
健康経営を推進するうえで、「何からどう着手すべきか分からない」「社内に適切な知見が不足している」といった課題を抱える企業は少なくありません。当研究会では、こうした課題に対し、横断的なネットワークによる学び合いと、実践に結びつく専門的支援を提供しています。
当研究会の活動を通じて、結果として健康経営の関係認証取得につなげている企業も少なくありませんが、それ以上に私たちが重視しているのは、現場で着実に取り組みを進め、従業員と企業が一緒に成長していける土台をつくることです。
実践に役立つ情報と信頼できる仲間をお探しの企業の皆様へ。ぜひ、私たちと共に、一歩踏み出してみませんか。
